IB-1800で梱包品質とスピードが劇的に向上
社員の工数を商品の制作へ集中させる業務改革

株式会社ビーアンドピー

お話を伺った
執行役員 全社生産統括 中村氏(左)
横浜ファクトリー 制作課長 佐藤氏(右)


株式会社ビーアンドピーは大判インクジェットプリントを核としたプロモーションツールの企画・製造において、業界をリードする存在だ。 多種多様なサイズの商品を扱う同社では、発送業務に伴う梱包作業の効率化が課題となっていた。 その解決策として 小ロット対応オンデマンド型製箱機 Inelligent Box(IB-1800) を導入した。
その導入経緯と効果を、執行役員 全社生産統括の中村氏と横浜ファクトリー 制作課長の佐藤氏にお話を伺った。

生産性強化・労働時間削減・内製化

IB-1800導入のきっかけは?

中村氏 弊社では「梱包して発送する」作業そのものが非常に多く発生していて、発送する商品のサイズが多岐に渡っていました。 以前は、 マルチカッティングマシン Kongsberg でデータを作成して箱を作っていましたが、限界がありました。 特にKongsbergは本来商品の制作に活用すべき設備であり、箱作りでその稼働を止めたくないという思いがありました。 社員の工数をできるだけ商品の制作に振り分けたいと考えていたところ、箱を作る専用機があることは知っていたのですが、自社にとって「ちょうど良いサイズ感」のIB-1800が登場したことが導入の決め手となりました。

IB-1800の導入を最終的に決定した要因は?

佐藤氏 最終的な決め手は、同クラスの他社製品と比較した際の「対応する幅の広さ」です。 他社製品が1600mm程度か、もしくはもっと大きいモデルになってしまうのに対し、IB-1800は1800mmという幅まで対応可能でした。 また我々がやりたいことがシンプルにまとめられており、機能面でも「過不足なく用途にマッチしていた」ことが大きな要因です。

 

機械の使用感はどうか?

佐藤氏 基本的に非常に使いやすく、スムーズに運用できています。 梱包の質も作業スピードも格段に上がり、導入を決めて良かったと感じています。

機械側の問題ではありませんが、C式ややっこ型(たとう式)などどうしても作れないサイズの箱が出てきた時に、工夫できる人は分割して作ったりするのですが、迷って操作が止まってしまう人がいるという点には課題を感じています。 今後は「このサイズの箱を作りたい」と入力したら最適なシートサイズ・形式を機械側からリコメンドしてくれるような機能があればいいなと、さらなる操作性の向上にも期待しています。

IB-1800で作成されたダンボール
IB-1800で作成した段ボール箱に梱包された出荷待ちの製品。

導入後はどのような効果があったか?

中村氏 大きく分けて、「品質・スピードの向上」「労働時間の削減」「ミス・管理コストの削減」の3つの効果を実感しています。

まず、梱包の品質とスピードがどちらも確実に上がりました。 Kongsbergで箱を作成していた時は箱の作成は社員が行い、梱包作業をパートスタッフが行っていました。 現在はIB-1800を使って箱の作成から梱包までパートスタッフに任せられるようになり、社員を本来のものづくりに集中させられています。 品質についても、以前は作る人によって箱の精度にばらつきがありましたが、IB-1800によって誰が作っても一定の、そして高い箱の品質を保つことができています。 これらにより発送事故や慌てての運送会社への持ち込み、サイズ不適合による運送時の破損などの数も減らせたと感じています。

2つ目に「労働時間の削減」については顕著な成果が出ています。 ちょうどIB-1800を導入したタイミングで勤務体系に変化があり、1日の勤務時間が8.5時間から8時間に30分短縮されました。 社員50名で計算すると月間約500時間もの時間が不足する計算でしたが、IB-1800による業務効率化によってこの不足分を十分に吸収できていると感じます。

3つ目に、「ミス・管理コストの削減」です。 以前は既製品の段ボールを外注していましたが、大ロットでなければ社内で内製できるようになりました。 箱を外注していた時は「どの案件用の箱か」という在庫管理の混乱があり、時間と労力をかなり費やしていました。 箱の発注時も物がない状態でサイズを予測して発注していたため、届いた箱に商品が入らない、あるいは大きすぎるといったミスが起きていました。 現在は「現物を見てから作る」ことが可能なため、 無駄な作業時間と労力を無くせた と感じています。

今後のビジネス展望について

佐藤氏 今後の展望としては、IB-1800によって創出された時間を活かし、より生産性の高い現場を構築していきたいと考えています。 社内のシステムと連携させることで、入力作業をさらに簡略化し、自動化・効率化を極めていきたいですね。

ビーアンドピーの工場の様子
工場内の様子
ビーアンドピーの工場内では、作業台の横にIBが置いてあるので作業がスムーズ
IBの横に作業台を設置して製品を梱包しやすくなっている。

 


株式会社ビーアンドピー

企業HP
https://www.bandp.co.jp/

株式会社ビーアンドピーは大阪府大阪市に本店を置く、インクジェットプリントによるプロモーションツールの制作におけるリーディングカンパニー。 最新鋭のデジタル設備と自社一貫体制の強みを活かし、高品質・短納期で顧客のニーズに応えるものづくりを追求。

ビーアンドピーのオフィスの様子



導入ソリューション

IBシリーズ コンパクト高機能モデル
Intelligent Box IB-1800

IB-1800の製品画像

詳しくはこちら 段ボールケース製造におけるカット・罫線加工を1パスで行うカートンボックスマシン。 タッチパネルから入力するだけで、CADによる作図を行うことなく段ボールケースを作成可能。
IB-1800はIntelligentBoxのシリーズ最小モデル。 小型ながら縦方向のツール数が多く加工形状の種類が豊富。 段違い罫線加工により、多種多様な段ボールケースが製造可能。

マルチカッティングマシン
Kongsberg Cシリーズ

kongsberg Cの製品画像

詳しくはこちら Kongsbergシリーズは多種多様な資材加工に対応する様々な業界・規模の会社/工場に導入可能なマルチカッティングマシン。 Kongsberg Cシリーズはアーム可動部にカーボンを使い軽量化・加工速度を追求したハイグレードモデル。 3200mm幅まで対応したモデルはほぼ全てのメディアサイズに対応可能。

トップに戻る