durst P5 250 WTで実現する
「販促ツール専用オンデマンドファクトリー」
導入機器
株式会社リンクス
お話を伺った
社長 吉田哲也氏
食品用・日用品用・ギフト用など広範囲にわたるパッケージ製造と店頭販促ツール(POP)の社内一貫生産体制を構築している株式会社リンクスは、この度 水性インク搭載のマルチパスプリンター【durst P5 250 WT】 を導入。 同社の基本理念である「エコオンデマンド・サービス」をさらに拡充させていく方針だ。3代目社長の吉田哲也氏に、durst機導入の背景と今後の事業展開について話を伺った。
durst P5 250 WTの導入で
適量分割生産・テストマーケティングサポート・ハイブリッド運用を実践
会社プロフィールについて
吉田氏
弊社は、1950年創業の店頭販促ツール・パッケージを柱に、独自の事業展開をつづけるパッケージ企業です。
創業時は、関市の地場産業である刃物用の紙器(組立箱)を手がけていましたが、その後、最新技術を採り入れながら、
食品用・消耗品用・ギフト用など広範囲にわたるパッケージ製造を進め、最近では店頭販促ツール(POP)の社内一貫生産体制を構築しました。
倉知の本社工場と東京支社(東京・中央区)、大阪営業所(大阪市西区)の3拠点で事業活動を展開しています。
弊社のPOPは、スーパーはじめドラッグストア、ホームセンター、自動車用品店、スポーツ店、家電量販店、映画館など多岐にわたって販促ツールとして訴求効果を高めています。
弊社独自のサービスである「エコオンデマンド・サービス」をご理解いただき、リピートオーダーが増えていることも事実です。
弊社は「業界ナンバー1の販促ツール専用オンデマンドファクトリー」を標榜しているとおり、各種デジタル設備も充実しています。
ハイエンドフラットベッドモデルUVインクジェットプリンター、フルカラーデジタル印刷機、フルオートメーション加工の高速カッティング機である
【Kongsberg】3台とあわせ、 昨年10月に新世代水性インクジェット印刷機【durst P5 250
WT】を導入しました。とくに重要視しているアセンブリ工程では、熟練スタッフが高品質なPOPをスピーディーに、丁寧に仕上げます。
POPは常に高品質と短納期、斬新なデザインを求められますが、社内一貫生産の構築で、お客様のニーズにフレキシブルに対応しています。
「エコオンデマンド・サービス」とは?
吉田氏
弊社が店頭販促ツールを製造・販売するうえでの基本理念としているのが、「エコオンデマンド・サービス」で、3つの柱があります。
まず「適量分割生産」という柱で、「少なめに生産、足りない分を追加で生産する」方式です。
店頭販促ツールは、多めに発注したほうが安くていいと考えられがちですが、社会・環境の変化により想定部数より必要数が少なくなることが多く、ここに多くのムダが生じています。
これを「必要な時に必要な分だけを生産、必要数だけを発送」という適量分割生産にすれば、5つのムダが削減可能になります。
運搬・在庫管理・廃棄のムダをなくせばコストの大幅削減に、さらにヤレ紙のムダ削減とCO2削減をすれば環境負荷の軽減となります。
2つ目の柱が「テストマーケティングサポート」です。
POPを発注するお客様は一括大量発注で単価を下げたいとする傾向がありますが、実際には使わずに処分したり、倉庫に眠らせたままのケースもあります。
これはPOPの効果測定ができていないために起こります。
解消するには、まず小ロットで納品、POPの効果を測定してから大量生産に踏みきれば、ムダのない最適な販促計画が実現します。
適正数量・適正仕様によりトータルコストダウンが実現できます。
3つ目の柱が「ハイブリッド運用」です。 これも弊社が考案した独特な方法です。
POPの本体をロット生産しておいて、着せ替えパーツをオンデマンド生産する手法です。
什器本体(紙製・樹脂製)を一定数、全店舗に納品しておいて、一部の店舗のみでキャンペーンやイベントを展開しようという時にとても効果的で、トータルコストの削減になります。
たとえばハロウィン、バレンタインなどで独自の販促展開をするときに、オリジナルデザインの着せ替えパーツを作ることで、差別化が図れます。
「5秒ディスプレイ」という製品も評価を得ており、什器本体の組立ては5秒で仕上がるよう設計されています。
(1人のオペレーターでコントロール)
新世代水性インクジェット印刷機durst P5 250 WT導入の背景について
吉田氏
弊社が製造するPOPは、合紙貼合品(コート紙+段ボール)が多く、これまでメインの印刷はオフセット印刷機で行っていましたが、
「エコオンデマンド・サービス」を拡充するにはどのようなマシンが必要かを模索していたところ、ある展示会で日本製図器工業さんのブースにDurst機が展示されており、まさに探していたのはこれだと確信しました。
インクジェット印刷機【durst P5 250
WT】は、小ロット対応に威力を発揮する印刷機で、弊社の事業展開に必要な待望のマシンにめぐりあえたと思います。
Durst Water
Technologyが搭載されており、フレキソ品質からオフセット品質の印刷を水性の無臭インクで行い、水性インクで印刷された印刷物は、凹凸がなく、高光沢であることが最大の特徴です。
この新技術はさまざまな段ボールパッケージやディスプレイ用途に非常に適しており、このDurst
WTインクには危険表示が全くなく、もっとも厳しい健康と安全の規制に準拠しているといいます。
オフセット印刷機と異なり、初心者のオペレータでも1~2週間で満足のいく生産ができます。
「エコオンデマンド・サービス」の3つの柱を実践するには、このDurst機が最適で、とくに着せ替えパーツにはその機能をいかんなく発揮しています。
いま、この「着せ替えパーツ」のさらなる開発に本腰を入れて取組んでいるところです。
株式会社リンクス
https://links-net.co.jp/
岐阜県にある中部で有名なSP戦略ツールの製造・販売を行う企業。
東京・大阪にも事業を拡大し、POP・ディスプレイ・パッケージ・プロモーション・商業印刷など印刷に関する製品全てを一貫生産している。
導入ソリューション
水性インク搭載のデジタル印刷機
durst P5 250 WT
詳しくはこちら
オフセット印刷の代わりとして使用できる印刷品質と光沢質感を実現した段ボールパッケージ・ディスプレイに最適な水性インク搭載のインクジェットプリンタ。
UV方式では問題となった罫割れ・印刷凹凸・匂い・マットな仕上がりを解決し、POPディスプレイや食品包装を含むパッケージ作成全般に完全対応したモデル。
サンプルカッター
Kongsberg Xシリーズ
詳しくはこちら Kongsberg Xシリーズは段ボールからフォーム材、スチレンボード・カーペット材など、あらゆる資材の加工が可能なマルチカッティングマシン。