Intelligent Boxで作業リスクの軽減と
業務効率化・製造コスト削減を実現

新江州株式会社

お話を伺った
開発本部生産統括部シニアリーダーの松村 政芳氏


新江州株式会社は滋賀県長浜市にある1947年創業の会社。段ボールやプラ段を使用した各種包装パッケージの企画・製造をはじめ、 住宅・産業・工業用資材や包装資材全般を幅広く手掛ける、今年で創業75周年を迎える老舗の会社である。

オンデマンド製箱機 IB-3000Proを2台同時導入
作業者の安全性向上に加えて短納期も実現

新江州株式会社は オンデマンド型カートンボックスマシンIntelligent Box(IB-3000Pro) を滋賀県にある日野工場と福井県にある北陸工場に2台同時導入した。その導入経緯と効果を開発本部生産統括部シニアリーダーの松村 政芳氏にお伺いした。

IB-3000Pro導入きっかけは?

今回導入されたIB-3000Pro。ボディカラーもカスタマイズ。

刃のある可動部にはカバーがあり、安全面にも考慮されている。

松村氏 弊社ではこれまで段ボールシートの加工に連切り・断裁機を使用していましたが、機械使用時の安全性に大きな問題を抱えていました。 既存の機械の改良による対応も検討しましたが、カバーなどをつけてしまうと機械の構造上作業性を著しく低下させてしまうため、有効な打開策が取れずにいました。 その作業リスクの軽減を全社的に解決するための取り組みとして、連切り・断裁機に代わる安全性の高い機械を探し出したのが1つ。
もう1つは弊社の強みである小ロット短納期対応に更に磨きをかける体制を構築するというのが2つ目のきっかけでした。

IB-3000Pro購入の決定要因は?

松村氏 そもそも連切り・断裁機の代替となる機能を持ち、かつ安全に作業ができるという機械自体が少ない状態でした。そんな中IBをご紹介いただき、 実機を見学させていただきましたが、初めて見るコンセプトの機械であり、安全性はもちろんですがその機能の高さに驚きました。 加工形状の多彩さ・タッチパネルによる段取りの自動高速切り替え機能は小ロット多品種案件をこなすのにうってつけでした。 これなら問題なく置き換えができると判断し、2拠点の工場に同時導入することを決定しました。

機械使用感はどうですか?

松村氏 まず作業面としては、加工形状の変更に伴うセット替え時間が自動で素早く行われるため、小ロットにも無理なく対応できるようになりました。 以前であれば数十分ほど要していた段取り替えがIBでは数分かからずに完了するためすぐに生産を行える。 先ほども申した通り、弊社では1品1様に近い極小ロットにも積極的に対応しているため、このリードタイムの改善は非常に助かっています。

工程に関しても、以前であれば1つ箱を仕上げるのに機械に2回以上シートを通さなければいけなかったものが、IBであれば1回で済む。 作業人数も削減でき、複数人で行っていたこともIBであれば一人で十分作業できる。浮いた人員は他の工程の応援に回せます。 1パスで加工できるようになり、加工導線を短くできました。

操作性に関してもタッチパネルによる操作でCADによる作図も必要ないため、だれでも扱える操作性を実現していると思います。 軸違いの罫線加工も行え、調整作業も0.1mm単位で簡単に補正でき、専任の職人が不要なのもメリットです。

タッチパネルによる簡単操作で機械職人が不要に。
段取り、シート供給、加工後のピックアップ全てを1人で完結。

導入効果はどうか?

松村氏 加工作業時の安全性確保についてはもちろん達成できましたが、それ以上に機能向上による業務効率・コスト改善効果が大きいと感じています。
先ほども言った通り、段取り替えの時間短縮が実現できたことにより、製造リードタイムが短縮でき、残業による作業量も軽減しました。 生産に従事する作業人員も一人に減らし、生産コスト自体を削減できた。加工できる形状・品種が増えたことにより、 これまでであれば外注に依存していたような案件も内製化できています。コスト削減・業務効率・提案力強化を自然な形で実現できているのが本当に大きいと思います。

想定外の導入効果も

松村氏 当社はBOXメーカーであり、大型印刷機も所有しているのですが、印刷機側のトラブルで材料が不足してしまった場合、 シートメーカーに再注文・シートが届いた翌日に生産を再開といったことを余儀なくされていました。 しかしIB導入後は、少量の不足程度であれば在庫のシートをIBで断裁加工し、印刷機に供給できます。結果として工場全体の短納期への対応力が強化されました。

今後のビジネスの展望を、エコマテリアル事業本部取締役執行役員 木村哲也氏より語って頂いた

木村氏 段ボール製造の中堅メーカーとしての地域での存在価値を考えた場合、顧客の多様化するニーズにすべて応えるだけの設備能力が必要不可欠になってくると考え、 小ロット多品種をフレキシブルに製造できる設備を強みの1つとして増強しました。一貫メーカーには無い柔軟な製造力が顧客満足を高め、 地域での差別化から優先的にパートナーとして選んでいただける企業になることで営業拡大を進めていきたいと考えています。

新江州株式会社

http://www.shingoshu.co.jp/

新江州株式会社は1947年設立の滋賀県長浜市に本社を置く会社。
段ボールやプラ段を使用した各種包装パッケージの企画・製造製造体制を持つ。

導入ソリューション

高速オンデマンド型製箱機
Intelligent Box IB-3000Pro

詳しくはこちら 段ボールケース製造におけるカット・罫線加工を1パスで行うことができるカートンボックスマシン。 タッチパネルから入力するだけで、CADによる作図を行うことなく段ボールケースを作成できる。

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