細かく・丁寧なフォローが可能な Intelligent Box
地域密着の小ロットニーズに最適
田中段ボール工業株式会社
お話を伺った
製品管理グループリーダー 田中氏
田中段ボール工業株式会社は福井県鯖江市に本社のある1964年設立の会社。家具メーカーなどで使用される長尺の梱包箱をはじめ、
漆器やメガネなど、地場産業の多い地域において小ロット・短納期といった地域密着型の包装案件を主に手掛ける老舗の会社である。
システムと連動し地域に密着した小ロットニーズを
より細かく・丁寧にフォローする Intelligent Box
田中段ボール工業株式会社は
オンデマンド型カートンボックスマシンIntelligent Box(IB-2500)
を導入した。
その導入経緯と効果を生産管理グループリーダーの田中氏にお伺いした。
IB-2500導入きっかけは?
田中氏
この辺りは昔から地場産業が盛んな地域であり、その地域ニーズに合わせたきめ細かい対応力が弊社の強みです。
ただ、そういった案件は小ロット・短納期であることがほとんどで、1~数個の箱を朝にオーダーをもらって夕方に届けるといったことも珍しくありません。
既存設備の連切り断裁機では、複数の人員を使って数回シートを通したのちに次の案件のために段取り変更を行わないといけないのが非常に手間で非効率的だったため、
これを効率化するのが目的の1つ。もう1つがこれはどこの会社でも同じとは思いますが、今後を見据えた時の、安全性に問題のある機械からの脱却です。
IB-2500購入の決定要因は?
田中氏 検討時にIBユーザーを2社見学させていただいた際の印象として、刃などの稼働部にはカバーがあり、操作もタッチパネルを通じて行うものだったので、 安全性と操作性が非常に高そうでした。見学先の社員の方もその点については非常に高い評価をしており、また段取り変更の自動化やカット品質の良さも見せていただき、 これなら先ほどの課題をクリアできると確信しました。そしてもう1つの決定要因はシステムと連動した製造の自動化を、カスタマイズという形で我々の望む形で実現できるという点でした。
製造の自動化とは?
田中氏 IBにはQRコードをリーダーで読み込み、製造する箱のサイズや形状を自動取得できる機能がありますが、 我々が望む自動化は人がQRコードを読み込む作業自体を無くし、自社で運用しているシステムから製造情報を自動で取得して加工を行うという、完全な自動化でした。 検討段階の競合比較ではこの自動化を実現するのがどこも不可能でしたが、NSKさんの提案ではカスタマイズで対応が可能で、 システム会社との打ち合わせにも参加いただいた結果、我々が望む形で自動化を実装できました。
機械の使用感はどうか?
田中氏 機械の安全性については、自身で使った印象とユーザー見学時の言葉通り、社員にも安心して使ってもらえる安全性を備えていると思います。 操作性に関してもタッチパネルによるオペレーションが非常に簡潔で、外国人従業員の方でも簡単に覚えられ、新人社員も3ヶ月程度の期間で戦力化できたほどです。 段取り替えも自動なのでミスもなく、精度・切断面の品質アップもしていますので、ほぼ期待通りの導入効果といえます。
とはいえ、弊社の場合はシステムと連動させた自動生産体制を最初から構築させることを目指していましたので、 機械の使い方を覚えるための手動操作以外の本生産に対しては、導入当初から自動体制で行なっています。 あらかじめIBのフィーダーにシートをセットしておけば、システムに生産情報を登録するだけで、自動で箱を製造する。ほとんどプリンタに出力する感覚で運用しています。 機械導入と同時にシステムとの連動カスタマイズをスムーズに実装できたことは、IBを選んで一番良かったと思える点でしたね。
そこから生産情報を受け取りIB側での段取り数値の入力を自動化。
フィーダーにシートを入れておけば自動生産体制が実現する。
基幹システムと簡単に連動して
業務改善まで達成する Intelliget Box柔軟性
導入後の運用で変わった点は?
田中氏 まずこの連切り断裁工程をこれまでは4名で業務を行っていたのを、IB導入により3名に減らせました。 また、段取り替えが自動で1~2分以内に完了できるので、小口案件の処理スピードアップや、 突発的な飛び込み案件に対しても柔軟に対応できたことが大きいです。形状に関しても、A式だけでなく、 C式や抜木型が必要な形状に対してもIBなら製造が可能なため、営業時の提案幅も広がりました。
今後の展望について
田中氏 IBの運用で最もメリットが出るのが、いかに多数の小ロット案件を最小の手間で行うか、という業務スタイルであると考えており、 弊社がまさにそれに当たります。冒頭でも説明した、地場産業に根付いた小ロットニーズにより細かく対応し、 地域に貢献できる地域密着型の仕事をより丁寧に行なっていきたいと思います。
田中段ボール工業株式会社
https://tanaka-dbox.co.jp/
田中段ボール工業株式会社は1964年設立の福井県鯖江市に本社を置く会社。 家具メーカーなどで使用される長尺の梱包箱をはじめ、漆器やメガネなど、地場産業の多い地域でパッケージ製造体制を持つ。
導入ソリューション
高速オンデマンド型製箱機
Intelligent Box IB-2500
詳しくはこちら 段ボールケース製造におけるカット・罫線加工を1パスで行うことができるカートンボックスマシン。 タッチパネルから入力するだけで、CADによる作図を行うことなく段ボールケースを作成できる。